ARTA GALS 2024年の新メンバーが着る、 新コスチューム制作の舞台裏に潜入!

新たなコスチュームが誕生するまでを追う


 

2024年2月10日から3日間、インテックス大阪にて開催された西日本最大のカーイベント「大阪オートメッセ(OAM)2024」にて、2024年のARTA GALSを発表しましたが、そこで注目を集めたのは新たに加わったメンバー、一之瀬優香(いちのせゆうか)さん、川瀬もえ(かわせもえ)さん、広瀬晏夕(ひろせあんゆ)さんの3名と、彼女たちがまとっていた新たなコスチューム。

 

 

光沢のあるエナメル素材が採用され見た目のみが重要視されることが多いレースクイーンのコスチュームに対して、ARTA GALSのコスチュームはデザイン性に加え、着心地や機能性にもこだわっているため着用してきたGALSたち、そして他のチームのレースクイーンからも評判。

 

 

そこで、今回は”どんな風にARTA GALSのコスチュームが制作されたのか?" その舞台裏に潜入して、気になる裏側をレポートしていきます。

 

 

今回のデザイン&制作を手掛けたのは、ARTA CVSTOSのデザイナーもつとめる松尾健成氏。

 

 

心地好い陽射しが差し込み、"都会のオアシス"と呼ぶにふさわしい広大な緑地を望む彼のアトリエにて、敏腕なメンバーが結集し、真木しおり(まきしおり)さんをフィッティングモデルに制作は進行していきました。

 

 

松尾氏にデザインのポイントをうかがうと、「トップスに採用したハーフジップです。このジップを開閉することで肌が見えて華やかに見えるのと、暑い炎天下では体温調整調節できるのもポイントです。 

 

 

それと、前回はフレアスカートでしたが、今回はタイトスカートに変更して、身体のラインが綺麗に出るようにアレンジしています。

 

 

素材は前回と同じで、通気性も良くて動きやすい。

 

 

着心地の評判も良かったですし、耐久性もあって1年使っても劣化する感じはありませんでした」。

 

 

気に入ったポイントを真木さんに尋ねてみると、「めっちゃスタイル良く見えます。トップスの丈も絶妙ですし、個人的にタイトスカートが好きなので、嬉しかったです。

 

 

去年のフレアが甘さがあってフェミニンだったのに対して、身体のラインが綺麗に見える I ラインのスカートは着るのが楽しみ」。

 

 

インナーもワンショルダーから変更されたことについても訊くと、「去年のも可愛かったんですが、比べると着やすさを感じて、着慣れているせいかしっくりきます」。

 

 

松尾さんがデザインする以前のコスチュームも着用経験がある真木さんは、「他のレースクイーンのとは全然違いますね、着心地もデザインも。コスチュームとしてではなくて服として着られる感覚ですし、カッコ良いから毎シーズンどんなデザインになるのか楽しみなんです」と、絶賛。

 

 

確かに、見事なパターンワークで生み出されたコスチュームのシルエットは美しく、GALSたちの魅力を最大限に引き出すだけでなく、彼女たちが心地好く着られることでストレスを無くし、パフォーマンスの向上も はかっているように見えます。

 

 

チーム名「ARTA」をアピールするロゴについても、トップスのフロントはボディと同色のエンボス加工でさりげなく、両袖サイドと、昨年に引き続き採用されたスカートにはロゴテープを配すことで都会的かつ洗練された印象に仕上がっています。

 

 

快活な彼女たちを活かすべくスポーティなエッセンスは各所に散りばめさせながら、モノトーンで統一してエレガントさも調和させるバランス感覚は、まさに唯一無二。

 

 

実際にARTA GALSが主戦場であるサーキット場で、このコスチュームを着て活躍する姿を披露するのは、2024年4月13日~14日に岡山国際サーキットにて開催されるスーパーGTの開幕戦。

 

サーキットで輝く彼女たちと、そんな彼女たちを陰で支えながら、より美しく魅せるコスチュームを見逃すことなく、チェックしてみてはいかがでしょう。

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