大胆に開けられた左右のグリルが印象的なフロントバンパーは、柔軟性のあるFRPを主体とし、リップスポイラーと左右ダクト回り、グリルには軽さと強度に優れたドライカーボンを使用。ナンバープレートはボディと重ならない位置に移動し、LEGAVELOのデザインを活かしている。

また、純正で平織りカーボンが採用されているルーフは、全体の統一感を出すため綾織りカーボンに変更。ブラックのカラーリングは、ボディ全体と調和させることで上品な仕上がりを見せつつ、細部にまでわたるこだわりポイントとなっている。

構造変更の必要がない範囲でワイド化されたフロントフェンダーとリアフェンダーには、タイヤハウス内で発生する乱流によるドラッグ低減のため、新たに GT カーをイメージさせるアウトレットダクトを追加。さらに、エンジンの冷却性能向上を狙い、エアインテークの開口部を拡大。メカニカルなタフさと俊敏なレスポンスという、ARTA MECHANICSのコンセプトを表現したデザインを採用した。

ダメージを受けやすいサイドリップスポイラーにも、強度のあるドライカーボンを採用。エッジの効いたデザインを踏襲しつつ、フロントからリアに向かって自然と流れるラインを形成する。乗り降りのしやすさを考慮し、張り出しを最小限とすることで、デザイン性と実用性を両立させた。

後続車に強烈なインパクトを与えるリアビューには、ドライカーボンで制作されたリアウイングと立体感が際立つ造形のリアバンパーを装着。また、ダウンフォースを生み出すドライカーボン製の大型リアディフューザーや左右の大口径ダクトにより、視覚的に重心を下げ、より安定感のあるデザインとした。

ステンレス製のセンター4本出しマフラーは、唯一無二の国産スーパーカーを体現するLEGAVELOを象徴するメインパーツ。個性的かつ攻撃的な見た目でありながら、LEGAVELOの上質な佇まいに併せ、音量はあくまで純正同等の音量に抑えられている。

12,000tの圧力を掛け製造されるARTA MECHANICSオリジナルの鍛造アルミホイールには、LEGAVELOのデザインにマッチするエッジの効いたシャープなデザインを採用。極限まで追い込んだコンケーブと、細身のスポークがスポーティさを際立たせた。

そして、上質なカラーがボディ本体との親和性を生み出し、ナットホール周りスポークエンドにゆとりを持たせ、エッジの効いたデザインの中に垣間見える、LEGAVELOの上質な佇まいまでも表現している。

また ARTA MECHANICS のロゴを、センターキャップにシ ルバーで立体的に表現。 細かな部分まで、 ARTA MECHANICS としての世界観の表現にこだわっている。