ARTA CVSTOS STYLE MAGAZINE Vol.5
愛用の腕時計もばっちり映える
ARTA CVSTOS流・盛夏のTシャツスタイリング
着る服の数が少なくなる夏場は、着こなしが“薄味”になりがちな季節。
そんなときに重宝するのがインパクトのある腕時計だ。特にスイス生まれの高級機械式腕時計ブランド、「CVSTOS(クストス)」のそれは、ボリューム感のあるケースや文字盤から覗く精密なムーブメントの姿、そしてビビッドな色使いによってスタイリングの格好のアクセントとなる。
では、そういったパワーウォッチに合わせるべき服は? ――「ARTA CVSTOS(エーアールティーエー クストス)」はその問いの模範回答となる。
レーシングスポーツブランド「ARTA(エーアールティーエー)」とCVSTOSのコラボレーションによって誕生したブランドは、「リュクス感のある移動着」がコンセプト。
中でも着心地と素材の質にこだわったTシャツはデザインこそシンプルながら、大人が着るにふさわしいクラス感を漂わせる。腕時計が際立つ夏スタイルをモノにしたいなら、ARTA CVSTOSのTシャツで間違いない。
「オフの日はもっぱら海辺の別荘でのんびり過ごすか、クルーザーで海へ出る。着ているのはいつもTシャツだね」
そう語るのは日本モータースポーツ界のレジェンドであり、現在は「ARTA(エーアールティーエー)」の総監督兼プロデューサーも務める鈴木亜久里氏だ。海で鍛えたがっちりとした体と褐色の肌に真っ白いTシャツがよく似合う。
「着心地がしなやかなのはもちろん、動きやすい伸縮性のあるものが好き。ARTA CVSTOSのTシャツはお気に入りの一枚」
Tシャツ1万7600円、肩に掛けたパーカー(参考商品)、パンツ2万5300円/すべてARTA CVSTOS
「テック ティ」のボディはコットンとポリエステルの混紡糸で編まれたニット素材。伸縮性に優れた素材は適度な厚みがあるが、肌触りはサラッとしていて肌離れがよく、汗ばむ真夏でも快適に過ごすことができる。さらにシームレス縫製のため、縫い目が肌に当たることなく、フィット感にも優れている。
「生地がしっかりとしていて存在感があるから、これ一枚でも着こなしがサマになる。CVSTOSのようなインパクトのある腕時計にもしっくりくるしね」
「あれこれ重ね着をするよりも、Tシャツ一枚のシンプルなスタイリングが好き。街へ出かけるときは、黒いロンTを着ることも」
そう語る鈴木さんが着ているのは、「テックティ ロングスリーブ ティ」。先に紹介した「テックティ」の長袖バージョンだ。
「テックティ」と同様、ボディは極細番手コットン糸と吸水速乾性のあるポリエステル糸のミックス糸で高密度に編まれたニット素材。縫い目のないシームレス縫製で、背中側の肩と両脇部分には編地を変えたベンチレーションがあしらわれている。
長袖Tシャツ1万9800円、パンツ2万7500円、サングラス3万5200円/すべてARTA CVSTOS
「単なる黒じゃなくて、表面にほんのりツヤがあるから、大人っぽく見える。シルエットもスラっとしているから、ジャケットを羽織っても似合うんだ」
なんでもきもち袖をまくって、前腕のあたりで袖をストップさせるのがお気に入りとか。なるほど、こなれた雰囲気が生まれるとともに、腕時計の存在感がいっそう際立っている。
写真/杉田裕一 スタイリング/川田真梨子 ヘアメイク/米尾太一
構成・文/押条良太(押条事務所)
鈴木亜久里 プロフィール
1972年にレースデビューし、その後全日本カート選手権A2クラスチャンピオン、全日本F3000チャンピオンを経てF1デビュー。1990年にはF1日本グランプリで3位を獲得し日本人初の表彰台を飾る。レース引退後はARTA Projectを発足し、チーム総監督として全日本GT選手権、IRLインディーカーシリーズ、F1選手権に参戦。現在はSUPER GTを主戦場に年間チャンピオンを目指し戦う。一方で、ARTAのシンボルとしてレース活動に限らずマルチに活動。スイスの高級機械式腕時計ブランド「CVSTOS(クストス)」と融合したアパレルハイエンドシリーズ「ARTA CVSTOS」、カスタムカーブランド「ARTA MECHANICS」のイメージモデルとしての一面も見せる。