コラボレーションのポイントは
“Made in Japan”

ARTA MECHANICS第2段のカスタムカーとして開発されたVIGALEには、ブランド初のオリジナルシートを採用。座面と背もたれが分かれたセミバケットタイプで、国産の老舗シートメーカーである「BRIDE(ブリッド)」とのコラボレーションにより誕生した。
BRIDEは1981年に設立されたスペシャルカーシート専門のメーカーで、一般市場だけにとどまらずレース業界からも高い評価を獲得している。その品質と信頼性を維持管理するため、BRIDEがこだわっているのが「Made in Japan」であることだ。
それは、我々ARTA MECHANICSが開発しているカスタムカーやカスタムパーツも同じであり、今回のコラボレーションは必然と言っても過言ではない。

01

職人の技と
強いこだわりの融合

ARTA MECHANICSオリジナルシートのベースは、BRIDE製のSTRADIA Ⅲ。デザインから生地や糸選び、縫製パターンに至るまでこだわり、一切の妥協をせず仕上げた。
モノコック構造を持つボディシェルには、軽さと強度を両立したアラミド繊維を使用。複雑な3D造形とすることで、抜群のホールド性能と高剛性を実現している。しかし、伸縮性を持たないアラミド繊維を、複雑な造形のボディシェルに沿わせるのは簡単ではない。そこには熟練した職人の技が不可欠であり、人の手でなければ生み出すことはできないのである。

02

丁寧な縫製作業で
生み出される意匠線

複数の素材を組み合わせることで、車内の雰囲気を一段階引き上げるデザイン性に加え、クルマとのさらなる一体感を生み出す機能性を両立した。そのためには素材選びはもちろん、表皮の切り分けとなる意匠線にも妥協はない。その複雑な意匠線を実現できたのも、縫製作業をすべて職人の手で行っているからにほかならないのである。
スポーツカーはもちろん、ことカスタムカーに至っては、やはり外装のデザインに目が行きがちになってしまう。しかし、必然的に滞在時間が長くなる車内の作り込みこそ、そのクルマを所有する満足感に直結するのだ。

03

高剛性が生み出す
安心感と一体感

ごく一般的な市販車ではあまり気にする必要のないことだが、スポーツカーにとってシートの強度と剛性は非常に重要な要素となる。ブレーキング時や加速時に起きるわずかな荷重変化、コーナリング時のヨーモーメントなど、クルマの姿勢変化を感じるのはドライバー自身の身体だ。
ベースとなっているBRIDE製のSTRADIA Ⅲは、従来モデルに比べ捻じれ強度で40%、バックレストの前突強度を15%、耐荷重強度いたっては200%も向上。安全性もさることながら、ホールディング性能を重視し深く入り込んだ形状と相まって、クルマが体の一部かのような一体感を得られる。

04

質感と機能だけでなく
使い勝手にもこだわる

ARTA MECHANICSが目指すカスタムカーは、サーキットでタイムを削り順位を争うようなクルマではない。あくまでスポーツカーの持つカッコ良さと楽しさを、日々の移動で感じてもらうことを目指している。そのためには、高い性能だけでなく信頼性と快適性も兼ね備えていなくてはならないのだ。
上質な見た目と手触りにこだわったシート表皮やデザインに加え、ベースであるSTRADIA Ⅲには、セミバケットシートでは珍しいワンタッチ式リクライニングレバーを採用。従来のダイヤル式に比べ、格段に操作性が向上している。また、リクライニングは有段式としたことで、普段クルマに乗り慣れていないゲストを乗せても、その操作に戸惑うことはないだろう。もちろん、有段階調整にありがちなバックラッシュ(遊び)やガタを極限まで少なくし、より確実なホールド性も実現している。

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FAQ

BRIDE社と共同開発し、「STRADIA Ⅲ」をベースに製作し、表皮を3種類の生地で張替えオリジナルデザインとなっています。シートレールなどの付属品は、BRIDE社の製品が適合されます。
商品名 ARTA STRADIAⅢ (BRIDE製)

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