ARTA GALS 沢すみれが探る、LEGAVELO , VIGALEの魅力
5月12日、新木場にオープンした「ARTA MECHANICS & INSPIRATIONS」。
このショップの目玉は、ARTA MECHANICSのカスタムカー「LEGAVELO」と「VIGALE」です。
そこで、 ARTA GALSの沢すみれさんが、この2台の車の魅力を動画で紹介します!
さて今回、新木場の旗艦店「ARTA MECHANICS & INSPIRATIONS」にて、沢すみれさんが注目したのが、ARTA MECHANICSのカスタムカー「LEGAVERO」と「VIGALE」。
もちろん、ARTA GALSとして活躍しているので、この2台についての知識も備えてはいますが、この動画ではより詳しく知るために、ショップの店長を務める佐藤義朗さんにお話をうかがっていきます。
まずは、東京オートサロン2022でデビューした、ARTA MECHANICSのカスタムカー第1号車、「LEGAVELO」から。
このフラッグシップカー「LEGAVELO」のベースとなったのは、ホンダの「NSX」。「NSX」という車名は、ホンダの新しいスポーツカーである"ニュー"の「N」、"スポーツカー"の「S」、そして"未知数"を表す「X」を合成させた、「New SportsCar X」の略なんです。
「戦闘機」を彷彿とさせる、「LEGAVELO」
日本限定5台で展開されるスペシャルな「LEGAVELO」の最大の特徴といえば、外装に航空機や宇宙ロケットなどに使用されているCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic)、いわゆるドライカーボンを使用していること。
そして、カーボンパーツには人間の髪の毛の10分の1という極めて細いカーボンファイバー(炭素繊維)を使い、見た目にも美しい綾織りを採用。さらに、表面にクリア塗装を施すことで、幾何学的なカーボン柄を露出させています。
その鋭いデザインは、まるで「戦闘機」のよう。しかし、攻撃的でメカニカルなフォルムだけにとどまらず、ラグジュアリーで美しいディテールを備えていることにも注目する、沢さん。
「LEGAVELO」の外装を見ていく上で気になったのが、フロントのエンブレム。
このエンブレムは、AUTOBACS(オートバックス)とAGURI(鈴木亜久里)の頭文字2つのAが組み合わさることで生まれる3つのAで構成されており、このAAA(トリプルA)は、ARTA MECHANICSの生み出すプロダクトが、最高品質/最高格付けであることを意味しています。
もちろん、こだわりのカスタムが施されているのは外装だけでなく、内装にも。ドライカーボンを贅沢に使ったエクステリアに併せ、インテリアも他に類を見ない唯一無二の質感を持った素材を採用しています。
車内を煌びやかに飾るシルバーパーツは、ボディと同じカーボンシートに変更。さらに、純正でも高級感のあるスエード生地との調和を図るべく、同系色のダイナミカスエードを各所に追加し、内外装の統一感生むとともにマッド感のある表情を演出しているのです。
クルマへの愛情が強い沢すみれさんのレポートは分かりやすくて参考になりますが、やはり自身の目で確かめ、実際に触れ、そして試乗してみるのがオススメです。
「シェル(殻)」や「やいば・刀」をイメージした「VIGALE」
続いて、紹介して頂いたのは、「LEGAVELO」のDNAを受け継ぎ、2023年に発表された第2弾カスタムカー「VIGALE」。
大人が乗る"かっこいい"スポーツカーを体現させた「VIGALE」は、トヨタの「GR86」がベースですが、ひと目見ただけでは気づかないほど、研ぎ澄まされたデザインにカスタムしているのが特長です。
フロントフェイスから流れるように迫力のあるリアセクションへと繋がる美しいラインは "刃"を彷彿とさせ、曇りのない光沢を持つオリジナルカラーのシルバーは 同じく"日本刀"「JAPANESE SWORD」をイメージさせます。
純正サイドステップからリアクオーター、そしてトランクスポイラーまで繋がるラインは、キリっとしたシャープさを備え、さらに滑らかかつ違和感のない繋がりを持たせた曲線を描きます。
アスリートが持つ筋肉のような力強さだけでなく、優雅なラグジュアリーさも両立させているわけです。
ダックテール風に仕上げたトランクスポイラーは、幾度となく角度を調整して生まれた英智の結集。スポーツカーらしさだけにとどまらず、そこはかとなくラグジュアリーさも漂わせます。
そして、シンプルかつ塊感のあるリアビューを引き締めるのが、丸型4灯のテールランプ。
保安基準で定められている確かな視認性は確保しつつ、小型で立体的な造形とすることで、スポーツカーらしい速さも表現しています。
オプションパーツではありますが、HKS社と共同開発し、中間パイプから製作したマフラーにも注目。
素材、パイプ径、レイアウトにおいて試行錯誤を繰り返し、徹底的に心地のいいサウンドチューニングを実施しているので、こちらはぜひ試乗して確かめてみてください。
さて、足早に紹介してきましたが、今後「ARTA MECHANICS & INSPIRATIONS」では、それぞれのカスタムカーへの試乗だけでなく、さまざまな体験イベントなども企画していますので、ぜひご期待を。
そして、各SNSなどに発信される情報もこまめにチェックしてみてください。
Video&Edit:Shigetaka Kida
Photo:Shimpei Suzuki
Edit:Ryutaro Yanaka
ARTA MECHANICS & INSPIRATIONS
所在地:東京都江東区新木場1丁目8-9
営業日:金曜~日曜
定休日:月曜~木曜
営業時間:11時~19時
電話番号:03-3522-1221
駐車場台数:4台
敷地面積:約90坪