Essence of Car Life. Vol.4
青果ミコト屋・鈴木鉄平がJack Miller™と送るカーライフ。(後編)
若い世代を中心に、クルマを持つ人が少なくなっているという。でも、クルマのある生活だけがもたらす恩恵や潤いだって間違いなくある。では、カーライフを楽しむあの人は、どうやっていまの生活へと辿りついたんだろう。そして、こだわりの生地を洗練されたデザインで仕立てる〈Jack Miller™〉の服は、どんな風に映るんだろう。
今回は、全国の農家から個性的な野菜や食料品を仕入れるほか、規格外やイレギュラーなどロスになる食材を活用したアイスクリーム「KIKI NATURAL ICECREAM」を展開する「青果ミコト屋」の鈴木鉄平さんが登場です。後編は、「ミコト屋」の思想とも共鳴する〈Jack Miller™〉の服のことを聞きました。
Essense Of Cer life. Vol.4 前編はこちら
鈴木 鉄平
青果ミコト屋代表
目次
ー現代の野菜について、もう少し詳しく聞かせていただけますか?
例えば、いまの交配種は発芽のタイミングが揃うから、収穫の時期も揃う。すると、一気に収穫できて作業効率もいい。それと規格通りに育ってくれるから、例えば1箱に12本ちゃんと入りますと。でも、在来種はいろいろな形をしているから、8本しか入らない。これは流通の都合でもあるけど、1本に対するコストのかかり方も変わってきます。優等生の交配種は扱いやすい。在来種は、発芽時期も成長速度もバラバラで、味わいも個性的になることが多いですね。
ー「ミコト屋」の扱う野菜とはまた別ということですね。
昔の人たちはそういう個性を生かして料理をしていましたけど、例えばいまの外食産業だと、アルバイトの人がマニュアル通りに作るわけです。だから、野菜に個性がないほうが都合がいい。うちで扱っているような野菜は、こっちから寄り添って付き合っていかなきゃいけない部分もあります。でも、家庭菜園にはもってこいです。だって、同時にいっぱい育ってしまうと収穫に困りますよね。
どんなことにも言えますけど、効率を重視していった結果、消費されていくだけのものになりがちです。でも家庭菜園に関しては、効率化を求めてないわけですよね。まさに、このクルマもそう。効率は悪いですから。
ーそんな視点を含めて、〈Jack Miller™〉の服をご覧いただいて、どういう印象を持たれましたか?
一番感じたのは、リサイクル素材やオーガニックの生地を使っているけど、頭でっかちな感じがなかったということ。動きやすさであるとか着心地とか、服自体の魅力がちゃんとあるというか。
やっぱりどんなに素材がサステイナブルなものでも、着ていてストレスがあったら、服として残念。〈Jack Miller™〉の服は気構える感じもなく、どれもラフに着れる。しかもデザインとしては、すごく洗練されているし、細かなディテールもいいですしね。
ー正しいことが先行してしまうと…という話は、アイスクリームの話(前編参照)とも通じますね。
そうそう。「この服はなんだかかっこいいな」というところから入って、ちゃんと見たらリサイクルポリとか、オーガニックコットンを使っているという流れのほうが、伝わり方としてはいいですよね。
ー食やファッションというのは、正しいことの前に食べておいしいとか、着て楽しいという感情を入り口にできるのがいいですよね。
本当にそうですね。だからうちでも、昨日(註:取材は3月末)までやっていたんですが、4月にある選挙に向けて政治や選挙のことを考えるイベントとして、ぼくらの作るお弁当のおかずはどんなものが食べたいかを投票できる投票箱をずっと置いていたんです。ぼくたちも政治に詳しいわけじゃないし、政治的な活動をしたいわけでもないんだけど、弁当のおかずを選ぶぐらい気軽に、選挙も自分たちのこととして考えられたらと。そうやって楽しみつつ、関心を持ってもらうことが大事ですよね。
ー将来的には、どんな展開を考えているんですか?
今後の展望をよく聞かれるんですけど、実はあまり考えてなくて。ただ問題や課題を解決していきたいんです。例えばフードロス問題は社会的な課題ですよね。その課題を慈善事業じゃなくて、ちゃんとしたビジネスとして解決できたら、すごい広がりがあるなと。ここのアイスはそのひとつですけど、アイスを食べてもらえば食べてもらうほど、フードロスが解決していく。少しずつでも、気持ちよく、消費の間を埋めていくような、活動をしていきたいですね。
ITEM 1. Jack Miller™ L/S LOOSE FIT T-SHIRT ¥13,500
上質なオーガニックコットンを高密度に編み上げた、日本製の中厚手Tシャツ。ワイドな身幅とゆとりのある着丈でショーツとのバランスも◎。ボトムのポケットにもアクセスしやすいようにデザインされたサイドのスリットも特徴的。
ITEM 2. Jack Miller™SUVIN URAKE SHORTS ¥16,000
コットンのなかでも特に高級とされる超長綿を採用したスエット地のショーツ。こちらももちろん、オーガニックコットンでありリサイクル素材。「Tシャツと同色を買ってセットアップのように着たい」とは鉄平さん談。
ITEM 3. Jack Miller™ Fragrance Item
ITEM 4. Jack Miller™ Fragrance Item
天然由来成分を用いた、Jack Miller™のフレグランスアイテム。ボディフレグランスは髪から足先まで、どこに使ってもOKで、クラリセージやクロモジなど時間の経過でいくつもの芳香を楽しむことができる。ディフューザーは「WOODY」と「HERBAL」の2種類を用意。どちらも自然そのものの繊細なアロマブレンドで、部屋のなかを爽やかな香りで包んでくれる。
Photo_Hiroyuki Takenouchi
Text_Shinri Kobayashi
Edit_Keisuke Kimura